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ココポピー店長の久保です。
祖母の代から40年間守りぬかれてきたポリシーを胸に、皆様の美容と健康をサポートするためのよりすぐりの商品、情報をお届け致します。
・美容師・美容科学指導師
最近髪が薄くなってきた、ボリュームが無くなってきた、、、等、髪でお悩みの方は、育毛剤や養毛剤、シャンプー、トリートメント等、いろいろなヘアケアのアイテムを試されていらっしゃるかもしれません。
補うから「守る」へ
でも、本当に大切なのは、アミノ酸や美容成分等を「補う」ことではなくて、自ら生えてくる「髪の質」をよくすること、そして、「質の良い髪」が生えてくるための環境を整えていくことです。
そのためには、まず、髪の「洗い方」がとても大切になります。
健康な髪は健康な頭皮があってこそ。
健康な頭皮は、天然の皮脂に守られており、皮脂のおかげで薬剤や紫外線等、その他もろもろの刺激から頭皮をつくる母細胞が守られています。皮脂は、しばしば髪の毛の天敵であるようにCMなどで取り上げられていますが、本当は大切な役割をしてくれています。
シャンプーに使われている合成界面活性剤は、頭皮を守ってくれる「皮脂」を取りすぎる傾向にあります。皮脂が失われると、頭皮の細胞が直接刺激を受けてしまうので、湿疹やかゆみ、ふけ等の頭皮のトラブルが起き、これが原因で髪が細くなる、抜け毛が多くなる等、髪のトラブルにもつながります。
頭皮のトラブルが深刻な方は、まずシャンプーをやめ、しばらくはお湯で髪を流すだけにして皮脂を頭皮に溜めることから始めてください。
石けんシャンプーは「適度な洗浄力」
「皮脂は大切」といいながらも、古くなった皮脂は衛生上落としてあげる必要があります。また美容の面でも、お湯洗いだけでは髪にボリュームやはりが出にくかったりします。
つまり、「古い皮脂は落として新しい皮脂は守る」洗い方が綺麗な髪を維持するためにとても大切なことです。
石けんにも、界面活性作用という油等の汚れを落とす作用がありますが、合成界面活性剤と大きく異なるところは、石けんの界面活性作用は汚れを落とした後にすぐに失われるという部分にあり、皮脂を奪い続ける心配がないところです(*)。また、酸性のリンスをすることで頭皮が弱酸性に保たれ、髪のキューティクルも整います。
*ただし、頭皮のトラブルが深刻な方は、石けんの洗浄力でも強すぎる場合があるので、しばらくはお湯で髪を流すだけにして皮脂を取り戻してから石けん洗髪を始めてください。
大切なのは「永続」してゆけること
傷んだ髪にトリートメントなどをすると簡単に艶が出て、それは時にとても魅力的に映ります。傷んだ髪に外から栄養を補うことは簡単ですが、その手当では髪が傷んでしまう根本は改善されません。
一方、石けんシャンプーは慣れるまでに時間がかかる場合があり、とても扱いづらいです。それでも、将来の髪のために石けんシャンプーをお勧めするのは、頭皮を守りながら洗うことで、髪の毛自体が元気になってくるからです。そのように元気になった髪の毛が持つ自然の艶は、合成の艶とは違った、力強い美しさがあります。
「続けるほどに、自然な艶で美しくなる」
最初はちょっと扱いづらいかもしれませんが、是非そんなヘアケアをお試しください。
●石けん洗髪の方法
*頭全体を包むように蒸しタオルをあて、頭皮を良く蒸らすと、毛穴の汚れを良く落とし、血行促進やリラクゼーションに役立ちます。